6月10日に建設業許可の塗装工事業を取得しました。
弊社は既に平成7年、内装仕上げ業の分野で建設業許可を
取得していました。建設業の許可業者としては既に14年の実績があり
官需、民需共に問題なく対応してきましたが、加えて今回塗装工事業の
許可を申請したわけです。
実は、建設業の許可申請は結構大変なことなのです。
先ず、許可申請には有資格技術者(1,2級の建築士OR1,2級の
施工管理士等)が必要でです。
その他に経営責任者の実績、特に面倒くさいのが工事実績です。
免許に必要な実績はなんと10年間の工事実績です。
日本の制度は面白いもので、許可業者になるためには無許可で
10年間営業しなければならないのです。
とにかく、お陰様で塗装業の免許を取得することができました。
考えてみれば、ハードプロテクトはフロアコーティングと言っても
フローリングの塗装工事なのでもっと早く専門の免許を
取得しておくべきでした。
何にしても、お客様に安心して頂く免許が一つ増えて満足しています。
11日アメリカの新大統領オバマ氏がフォード劇場の再開式典に出席しました。オバマ大統領は敬愛するリンカーン大統領をたたえると共に「北部と南部、黒人と白人など米国を分断していたすべてのことを乗り越え、われわれは1つの国家であり、1つの国民だという揺るぎない信念を貫いた」と演説し、危機に瀕したアメリカの団結を呼びかけました。オバマ大統領はこの演説に限らず常に希望と勇気を与える言葉を国民に発しています。
国民性、制度の違いもちろん認識しなければなりませんが、このところの混迷を続ける我が国の政治に対し怒りを通り越し虚脱感すら覚える人も少なくないことでしょう。
かの国のメンタリティを浅薄な単純さと批判する向きは多いと思います。ただ、混迷と不安の状況の中でいち早く立ち直ることのできる要素はその単純ともいえる前向きさにほかなりません。
前向きに考える。基本に立ち返る。小さな努力を一から始める。本当にお客様の立場になって考える・・・そして元気をだす。
私達フロアコーティングの業者は今最も不況と言われる建築・住宅産業の中にいます。
しかし、この機会に基本に立ち返ることができ、自分達の使命を見直すことができれば、むしろチャンスなのかもしれません。そう!このチャンスを生かすのです。
前回も書きましたがフロアコーティングの価格が商品力に比べて割高なのは、やはり流通やお客様のフロアコーティングに対する理解できていないことが一番の原因だと思います。
もう一度整理しますがフロアコーティングにはいくつもの商品があります。多くはワックスです。ワックスはメンテナンス(簡易保護)商品なのです。
(例え10年保証が付こうがやはり単なる簡易保護です)
こういった商品に高額の定価を設定するのはどうかと思いますし、それを購入するのはやはり無駄なことだと思います。一方、ハードプロテクトやUVコーティングは塗装加工です。永久塗膜の加工なので、技術や人件費の他にリスク負担がかかります。リスク負担とは永久加工なのでやり直しがきかないことです。一度で完璧に仕上げる技術・熟練が必要ですし、失敗したときのリスク負担が大きいのです。
ですから多少高額になってしまうのは仕方がないのかもしれません。
しかし、これにしても、お客様が工事の内容とそれによって得られる利益とさらに、クレームになった時の対処方法をお互いに確認できていれば必要以上のリスク負担もなく、もっと安価な工事になることでしょう。
そうなることが我々メーカーにもお客様にとっても利益のあることだと思います。
前回に続いてフロアコーティングの価格について書きます。
フロアコーティングが高額なもう一つの理由はお客様や
取り次ぎ業者さんの理解度の問題です。
コーティング業者は自社のコーティングはあたかも
特別なものように、様々な宣伝文句を言います。
しかし実際には宇宙から持ってきたような特別な
ものはなく、昔からある当たり前のものがほとんどです。
以前にも書きましたが、今一般的に売られている
フロアコーティングはワックスが殆どです。
つまり当たり前のワックスを高額なコーティングとして
販売しているのが現状です。
ここで、フロアコーティングの種類をおさらいして
みましょう・・・
先ず。一番多いのがワックスです。ワックスの見分け方ですが、実は各社ワックスと表示しています。少し前までは「特殊コーティング」などと言った表現もありましたが今は業者さんも少しは正しく?表記するようになり「特殊ワックス」とか「ポリッシュ」と言った
正しい?表現をしています。
(でもワックスで10年保証とか付けているのには笑ってしましますが"笑")
ワックスは基本的にはメンテナンス剤なので耐久性は全くありません。
ワックスに高額な価格を付けるのはどうかと思います。
次に塗装加工(メンテナンス剤ではなく仕上げ剤)の商品です。
これには当社のハードプロテクトやUVコーティング、
油性ウレタンコーティングが含まれます。
これは恒久(永久)塗膜なので一度コーティングすれば
半永久的です。
その他では油性のシリコンコーティングなどがあります。
これもメンテナンス剤なので耐久性はありません。
以上を考えてみると工程も工事コストも品質も全く違います。
「かたやメンテナンス用」「かたや永久仕上げ用」なのに取次業者もお客さんも「どうせ同じようなものだろう」と言う考え方を持ってしまいます。そしてむしろ怖いのは価格が高い方が質が良いだろうと考えてしますことです。
つまり一人で下地処理もしないで一日に一人で何軒も仕上げてしまうワックスコーティングでも価格を高く設定してあたかも特殊な商品ように売られているのが現状です。
お客様がその辺を良く理解して商品の価値を選べればフロアコーティングももっと適正な価格で販売されるでしょう。
皆さんいつも感じていらっしゃる事と思います、
「フロアコーティングの価格ってどうして高いの?」・・・
「簡単そうな工事に見えるのに何故か高額?」
「本当に妥当な金額っていくら位なの?」コーティングを
ご検討された方なら少なからず感じられた事でしょう?
現在一般的に販売されているものの多くはワックス系の
コーティングが主流です。
特にマンションなどのオプション会で販売されている
業者さんはワックス系のものが殆どです。皆さんは
「ワックスなのに何故高いの?」と思われるでしょう。
これはオプション商品としてのフロアコーティングの
発祥に由来します。フロアコーティングはまさに、
マンションのオプション商品として登場したのが始まり
なのです。
マンションのオプション商品には新入居の場合の例えば、
エアコン、カーテン、照明器具などがあります。そして、
マンションの販売には必ず指定のオプション業者さんが
います。
オプション業者さんは各業者さんを取り仕切り「オプション
販売会」を開きます。
オプション販売会は最近ではそれほど多くの売上げが見込め
なくなりましたが、一昔前はかなり大きな売上げが確保できる
非常に効率の良い商売でした。
オプション商品の中で、エアコンや照明器具などは量販店が
幅を効かすようになり、中々利益を上げる商品となり得なく
なりました。そんな時に新たな利益商品として登場したのが
フロアコーティングです。フロアコーティングは何所でも販売
している一般商品ではなく、価格の判断しにくい特殊工事です。
又、オプション商品だと業者間の調整、管理など特に手がかかり
ます。それで比較的高い価格で設定されました。もしフロアコー
ティングがオプション商品としてではなく、建築工事の一つで
あったり、清掃メンテナンスのサービスとしての成り立ちで
あったならもっと安い価格が設定された事でしょう。
自分達の仕事であるフロアコーティングの価値をあらためて確認してみました。何故フロアコーティングが必要なの?当社のホームページに詳しくあるので簡単にまとめてみました。
フロアコーティングの目的)
(1)美的必要性=つまりワックスなどの効果のようにキレイに見せるためです。
(2)機能的必要性=床表面の機能(性能を向上させる)
フローリングの構造は大きく下から基材+表面材+表面仕上げ(塗装)となっています。)
そして、生活上最も重要な部分はやはり表面の塗装です。表面塗装は一般的にはUV仕上げです。
そのUV塗装仕上げの欠点を補うのがフロアコーティングの機能的必要性です。
UV仕上げの欠点は塗膜の薄さ(機械塗装では厚みが出ない)と硬もろさです。UV塗装は一般的には硬もろいので耐摩耗性が有りません。薄くて硬もろい塗装は木の収縮について行けないためクラックを起こします。しかも耐摩耗性がないので耐久性がありません。
つまり、UV仕上げの欠点(硬もろく耐久性のない)を補うのがフローリングの機能的必要性なのです。逆に言えば、厚くてしっかりした塗装が施されていればフロアコーティングの必要性はないのです。
では、フローリングの塗装にはどのような性能が必要なのでしょうか?
又、床の塗装にはどのようなものがあるのでしょうか???
前回に続いて木床フロアー(フローリング)の伸縮について書きます。
フローリングの中でも特に伸縮の大きなものは無垢板です。合板やMDFを基材で使用したフローリングに比べ無垢材くち当然ですがは遙かに伸縮率が高くなります。
無垢フローリングの場合はその伸縮率を抑えるために含水率を低くすることが求められます。
天然木の場合の含水率は55%程度です。それを切り出して加工に出す頃には30%程度の含水率になります。それを工業的に処理して12~15%程度にしてフローリングとして使用します。
また、床暖房用に使用するにはもっと含水率を抑えて6%程度にしなければなりません。その程度まで落とさないと温度変化による膨張収縮に対応することはできないのです。
含水率の高いもの(よく乾燥させていないも)は施工後 湿度変化や温度変化によりかなり収縮します。よく、「無垢材は割れる」と言われるのはその所為です。
乾燥が甘いものは冬になると目地部分にかなりの隙間ができ、逆に夏場になると膨張して突きつけ部分が圧され逃げ場を無くして端の部分が裂けたりする場合もあります。
最近は輸入材がなどが大量に入ってきて中にはキチンと乾燥されていないものや製造上木材の表と裏(年輪の向き)を逆に使用し、トラブルを起こしやすい材料などもあります。又、フローリングり貼り方も膨張収縮の遊びを考えずに釘打ちしてトラブルを起こす業者さん(床貼り専門でない大工さんなど)います。中には「フローリングの割れはフロアコーティングに所為だ」と言い張る業者さんもいます。
ハードプロテクトのフロアコーティングは無垢材(学校や公共施設に使われている)に何十年も使用されているウレタン塗装です。色々な言いがかりをされますが困ったものです。
ご存じのようにフローリングは木製の床です。木は吸湿力が高いので湿気や水分によって乾燥・湿潤します。当然伸縮を起こすと言うことです。夏場は湿気が多いので膨張し、これからに季節は当然湿度も下がり収縮してきます。特に無垢材のフローリングの場合はこの傾向は顕著に表れます。無垢板で仕上げたフロアーは冬場などは5㎜以上も目地の隙間ができるものもあります。これをできるだ防止するために無垢材フローリングは良く乾燥させて、含水率(木の中に含まれる水分)を低下させる必要があります。乾燥不十分のものは膨張収縮について行けずひび割れを起こすこともあります。
前回も書きましたがこの乾燥や湿潤によるフローリングの膨張収縮によるひび割れ(クラック)を守るのがハードプロテクトのフロアコーティングです。合板やMDF基材で比較的膨張収縮の少ないものでもやはりクラックは起きます。特に、今のUV塗装は薄く、自硬い塗装なのでその傾向は顕著です。これをカバーするにはやはり厚みがありしかも柔軟性のあるフロアコーティングが必要になります。
木質フローリングは自然で快適ですがお手入れも大変ですね。
最近流行の多機能フローリングについてお話しします。クラックレス、ノンワックス、耐傷性などの機能を強調したフローリングがあります。
「ノンワックスなのでフロアコーティングは必要ない」などいった言葉をよく聞きます。しかしフロアコーティングの効果(特にハードプロテクトの場合)はそういった機能とは全く別なものなのです。
クラックレスは基材の組み合わせなどを変え表面単板の収縮を抑えたり、オレフィンのシートを表面材に使用したりしてクラックを抑えます。
また、ノンワックスフロアーも表面材にオレフィンシートなどを使用しクラックをなくし水分の進入を防ぎます。そして、耐傷性フロアーは表面材の単板の下に硬質のシートなどを入れ表面を硬くして、へこみやキズから床を守るように設計されています。
しかし、全てにおいて表面、すなわち実際の表面仕上げは薄いUV塗装で仕上げられています。そして最終的にはこの表面塗装を厚く丈夫な塗装で塗り直すことによりフローリング全体を守ることができるのです。
フロアコーティングの役割はまさにここにあるのです。
今回は既存住宅のフローリングの塗り替え工事についてお話しします。前回書いたように住宅の場合は殆どが合板フローリングなのでサンダーなどで平滑に削り込むことはできません。当然キレイに下地処理して塗装することになります。一般のフロアコーティングに使用されているワックス系のものでは役に立たないのでやはりハードプロテクトのようなウレタン塗料が使われます。
既存住宅の場合、使用程度にもよりますが一般的には5年程度使うと塗装がかなり痛んでいます。フローリングのUV塗装は非常に薄くて耐久性がありません。中間層で減摩剤などを入れて耐摩耗性を高めてありますが、トップコートは非常に薄いので、(使用程度にもよりますが)2~3年程度で削れてしまい、ザラツキが出てきます。ある程度以上に摩耗した床はワックスなどを剥がすと色が抜けていたり、所によって摩耗程度に差があり塗装後の仕上がりが一定でないときがあります。キレイに仕上げるには下地作りの時に色を入れたり、塗装も一層ではなく複層にする必要があります。
ハードプロテクトのリフォームと層はフロアコーティング時よりも厚く複層を前提とした使用で見違えるように仕上がります。そして、仕上げられた床はUVの仕上げと違い、厚く粘りけのある床に仕上がるので、さらなる塗り替えは必要のないものになります。