フローリングの塗替え(1)
今回から既存の木床の塗り替え(フロアコーティング)について少し説明します。
木床(フローリング)の塗り替え工事は一般的には住宅では行われません。住宅のフローリングは合板(以前説明しましたが、合板とは下地に薄い表面材を貼り合わせたもの)フローリングが主流なので塗り替えには適しません。(表面材が薄いのでワックスなどでメンテナンスされたものの下地を作り直すのが難しい為)ここでは体育館や学校、幼稚園など公共施設の塗り替えをご説明します。
体育館などは一般的に12㎜程度の無垢材で仕上げられています。無塗装の無垢板を張り詰めサンダーなどで平滑に削り込みその上に何層(3~4層程度)もの塗料を塗重ねます。(※今は殆どハードプロテクト・フロアコーティング同様水性のウレタン塗料が使われて ます)
ウレタン塗料は一般的に使用されている住宅用フローリングのUV塗装と比べ柔らかく、しかもUVより遙かに丈夫な塗装です。その為耐摩耗性が求められる公共施設や学校などでは非常に適しているといえます。非常に柔らかく丈夫で耐久性の高い仕上げでも体育館などでは5~10年毎には塗り替え工事を行います。この場合、先ず行うことは下地作りです。無垢床の塗り替えの下地作りは床を削ることから始めます。ドラムサンダーという機械で床面を1層削りとってしまいます。まさに新品の無塗装の状態に戻します。その後塗装を4層程度塗重ね塗りします。(体育館などの場合には3層目と4層目の間にラインを引きます)こうして塗り替えられた床は新品同様、長く快適に使用することができます。
PS:合板フローリングは削ることができないのでこの手法は取れません。次回は既存住宅の合板の塗り替えについて説明します。
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