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木床の伸縮について(2)

前回に続いて木床フロアー(フローリング)の伸縮について書きます。
 フローリングの中でも特に伸縮の大きなものは無垢板です。合板やMDFを基材で使用したフローリングに比べ無垢材くち当然ですがは遙かに伸縮率が高くなります。
 無垢フローリングの場合はその伸縮率を抑えるために含水率を低くすることが求められます。
 天然木の場合の含水率は55%程度です。それを切り出して加工に出す頃には30%程度の含水率になります。それを工業的に処理して12~15%程度にしてフローリングとして使用します。
 また、床暖房用に使用するにはもっと含水率を抑えて6%程度にしなければなりません。その程度まで落とさないと温度変化による膨張収縮に対応することはできないのです。
 含水率の高いもの(よく乾燥させていないも)は施工後 湿度変化や温度変化によりかなり収縮します。よく、「無垢材は割れる」と言われるのはその所為です。
 乾燥が甘いものは冬になると目地部分にかなりの隙間ができ、逆に夏場になると膨張して突きつけ部分が圧され逃げ場を無くして端の部分が裂けたりする場合もあります。
 最近は輸入材がなどが大量に入ってきて中にはキチンと乾燥されていないものや製造上木材の表と裏(年輪の向き)を逆に使用し、トラブルを起こしやすい材料などもあります。又、フローリングり貼り方も膨張収縮の遊びを考えずに釘打ちしてトラブルを起こす業者さん(床貼り専門でない大工さんなど)います。中には「フローリングの割れはフロアコーティングに所為だ」と言い張る業者さんもいます。
 ハードプロテクトのフロアコーティングは無垢材(学校や公共施設に使われている)に何十年も使用されているウレタン塗装です。色々な言いがかりをされますが困ったものです。


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